「あーつかれた。温泉でも行きたいな。」なんて思いますよね。
でもわざわざ出かけるのも億劫で、実際にはなかなか出かけない人も多いのではないでしょうか。
なんとなく「温泉=泊りがけの旅行」というイメージがありますが、温泉なんて遠出しなくてもそこらじゅうにあるのです。
温泉は日本中どこにでもある
たしかに自然に温泉が湧いている地域はそこまで多くありません。でも、人為的に地下深く掘っていけば、どこかで温泉が出てきます。
その証拠に、47都道府県全てに温泉があります。東京近郊にもかなりの数の温泉が存在します。あなたの生活圏内にも1箇所くらいはあるのではないでしょうか。
行きつけの温泉施設を見つけてしまえばいつでも好きな時に温泉に入りに行けます。つまり、仕事帰りにちょっと寄っていったり、日曜日にちょっと遊びに行ったりすることができるのです。
これでもう温泉旅行に行く必要ありませんよね。
遠くの温泉に出かける理由
今の日本では、旅行をしなければいけない合理的理由がほとんどないと思います。食べたいものがあればほとんどの場合取り寄せができますし、温泉でさえそこらじゅうにあるのです。
ではなぜ旅行に行くのでしょうか。
それは非合理性がほしいからです。日常生活では合理性を求められることが非常に多いです。その反対に、周りも全て合理的に動いていることに慣れてしまっています。
人間とは本来、非合理的な存在であるはずです。たまには飽き飽きした合理性の世界から逃げ出したくなる事があります。
例えば、熱海に温泉に入りに出かけよう、なんていうのは非合理的な行動です。温泉なんてもっと近所にあるのですから。
都市近郊の温泉では味わえないもの
とはいえ、いわゆる温泉地と言われるところと、都市近郊の温泉ではやっぱり何かが違います。
これは実際に両方体験していただくのが一番だと思いますが、簡潔に言うと、雰囲気がちがいます。
古くからの温泉地は趣がありますし、人為的な演出を越えた何かが存在します。そういった雰囲気を味わうために、人は温泉に入りに行くのでしょう。多くの場合、お湯が欲しくて出かけるのではありません。
でもやっぱり合理的な方がいい、という人は、さっさと近所の温泉に行ってみましょう。温泉に入るという行為が、こんなにお金も時間もかからないのか、と感動するかもしれません。
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