あんな
たかく
東海道線を旅行していると、熱海駅で乗り換えとなることがかなりあります。乗り換えのついでにコンビニがあると便利ですね。ほかにも途中下車しての見どころなど、熱海駅のポイントを紹介します。
ホーム上にコンビニ、そば屋がある
1番線 | 2・3番線 | 4・5番線 | 改札内 コンコース | |
---|---|---|---|---|
伊東線 | 東海道線 下り | 東海道線 上り | ||
飲料自販機 | あり | あり | あり | あり |
売店 | × | × | × | 土産物店 |
駅弁屋 | × | × | × | あり |
コンビニ | NewDaysミニ | × | NewDaysミニ | × |
飲食店 | 立食そば 「爽亭」 | × | × | × |
注意:折返し列車は反対方向のホームに到着する場合もあります。
熱海駅は、東海道線の上りホーム上にコンビニがあります。伊東線ホームの1番線にはコンビニとそば屋があります。
下り静岡方面の列車はここからロングシートしかありませんから、車内で食事をするのは難しいでしょう。
上り東京方面の列車は一部の車両にボックスシートがありますから、ここで食事を調達して車内で食べるのもありです。グリーン車に乗る前の食料調達にもいいですね。
ただ、乗り換えの時間が5分程度と短いので、こういったお店に寄っている時間はないと思ってください。熱海駅より上り東京方面の電車は編成両数がかなり長い(15・10両)ので、ホームを歩く距離が結構ある場合があります。下り静岡方面の列車は編成が短い(3~6両)ので、さっさと乗り換えないとすぐ座席が埋まってしまいます。
また、東海道線同士を乗り換える場合でも、半分くらいの確率で別のホームへの乗り換えとなります。
下り列車は同一ホーム乗り換えのことが多いですが、下りホーム上にお店などはありません。
熱海駅でお店に寄ったりするのであれば、1本見送るくらいの余裕を持って計画を立てましょう。1本見送っても10分~20分程度しかかかりません。
参考 爽亭|店舗案内ジャパン・トラベル・サーヴィス 参考 駅構内図(熱海駅)JR東日本4・5番線ホームにあった、そば屋「熱海そば」は2019年1月に閉店しました。
夜は改札の外に行かないといけない
ホーム上の便利なお店ですが、夜は意外と早くしまってしまうので注意が必要です。
そば屋は21時にしまってしまいます。コンビニも21時半でおしまいです。
最終列車近くの列車で東京へ向かっていると、22時ごろに熱海を通ることになるので注意が必要です。
24時間営業のコンビニは、改札を出てロータリーの向かい側のファミリーマートがあります。
また、ファストフード店は、同じくロータリーの向かいにマクドナルドがあります。マクドナルドは車内に持ち込むとにおいが迷惑なので、店内で食べるようにしましょう。
参考 熱海駅前店McDonald's駅ビルが便利
熱海駅には「ラスカ熱海」という駅ビルがあります。駅ビルと言っても都会の駅ビルに比べればこぢんまりとしたものです。
この駅ビルには、レストランやカフェ、ドラッグストア、100円ショップなどがあります。2016年にオープンしたので小ぎれいです。
ドラッグストアは旅行中に急に必要になったりすることもあるので、ここにあると知っておくと安心です。また、100円ショップでお菓子を安く調達できます。
参考 ラスカ熱海ラスカ熱海その他にも駅向かいの古びたビルの中にもいろいろお店があるので、のぞいてみると良いでしょう。
駅前の足湯で一休み
熱海駅を出て目の前に「家康の湯」という足湯があります。途中下車したら足湯に浸かるのもいいですね。
タオルを持参すれば無料で入ることができます。タオルを持っていない方は自動販売機があるようです。
参考 家康の湯(足湯)あたみニュース - 熱海市観光協会 公式観光サイトまた、日帰り入浴施設もいっぱいあります。青春18きっぷでの長旅の疲れを温泉で癒すには最適です。東海道線のような長距離幹線の駅前に温泉地があるのは珍しいです。
熱海駅から一番近いのは「熱海駅前温泉浴場」です。徒歩2分で500円とリーズナブル。ただし、地元の方が大勢いらっしゃるので、リゾート気分は味わえません。
温泉施設は他にもいろいろありますので、自分の好みで選ぶと良いでしょう。
参考 熱海の日帰り温泉【お得順】オススメ21選日帰り温泉なび途中下車して海岸に行ってみる
取材:2017年9月
さらに足を伸ばして海岸に降りてみるのも面白いと思います。所要時間は、駅からの往復も含めて1時間くらいが目安です。
熱海駅から海岸まで徒歩12分かかります。ただし、高低差がものすごいので、脚力とスタミナを結構持って行かれます。たかだか12分の距離ですが、高低差が60m(ビル17階に相当)もあります。
海岸沿いに並ぶホテルがリゾート地っぽい雰囲気を出しています。温泉の香りと潮の香りが混ざり合って、なんとも言えない雰囲気です。
有名な貫一お宮の像は海岸のほぼ中央にあります。ここまで歩いてきても駅から12分程度です。
私もこの像のモチーフとなった「金色夜叉」という小説は読んだことがないのですが、一時期はかなりのブームになったらしいです。鉄道の開通とともに、熱海の人気を盛り上げた存在として、地元では大切にされています。
さて、さきほど言ったように、ここまで降りてきてしまうと、駅に戻るのは階段や坂道の連続なので、覚悟が必要です。
熱海駅に戻るには歩いてしまったほうが早いですが、疲れてしまった場合はバスの便もあります。バスは日中約10分おきにあります。バス停は「サンビーチ」もしくは「お宮の松」が最寄りです。熱海駅まで170円で、8分くらいの乗車です。Suica、PASMO、ToicaなどのICカード乗車券は使えません。
参考 東海バス東海バス