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本当は安いほうがありがたい?贅沢旅行の落とし穴

本当は安いほうがありがたい?贅沢旅行の落とし穴

あんな

旅行に来るとつい財布が緩んじゃう

たかく

値段についてはよく考えないとね

世の中なんでも商売です。お金はあればあったほうが良いです。でも、旅行に出かける時はちょっと考え直してみる必要があります。

100円の温泉と1000円の温泉

旅先で温泉に入りますよね。選択肢として100円の温泉と1000円の温泉があったらどっちに入りますか。

せっかくここまできたんだし、お金はケチらず豪勢に1000円の方に入ろう!と思ってしまうところですが、私は100円の方を選びます。

考えてみると、100円でお風呂に入れるのはおかしいですよね。銭湯の料金というのは公に決められていて、だいたい400円前後だと思います。温泉なのだからさらに付加価値が加わって、1000円ぐらい出しても良いと考えるのが普通です。

そのおかしいと思ったところ、追求してみましょう。

温泉

100円温泉の正体

実は100円の温泉は、地元の人が毎日入るためのものなのです。それこそ町中に温泉が湧いていて、水で薄めるだけで入り放題、というところがあります。そういうところではさほどコストを掛けずに、温泉を運営することができます。

そこで地元の人がお金を出し合って共同浴場というものが作られました。だから地元の人は毎月いくらか払って毎日入り放題。そこへ1回100円払えば混ぜてもらえるということなのです(その地方によって運営の仕方はいろいろあります。)。

だから、別に貧乏くさいとか、そういうことではなくて、100円のコストで温泉を提供できるくらい恵まれた地方だ、ということなのです。あなたの住んでいる町でこういうことができるでしょうか。

1000円温泉の正体

では100円で提供できるものを1000円で提供している温泉とは一体何なのでしょうか。それは、あなたのような観光客、もっと言えば、払う必要のないお金を気前よく払ってくれる人たちに向けた施設です。

今の時代、日本国内であれば、何百メートルも掘ればどこかしらで温泉の鉱脈に当たります。そういった工事に莫大なコストがかかるため、料金が跳ね上がるのです。こういった温泉は、あなたの町の近所でも探せばすぐに見つかるでしょう。温泉のお湯をタンクローリーで運んでくるところもあると聞いたことがあります。

わざわざ遠方まで出かけて来て、どっちのほうが貴重な体験になると思いますか?

安く提供されているものが、その土地ならではのもの

本来、その土地にありふれたものであれば、安く提供されているはずですよね。その土地ならではのものを味わうのが旅の醍醐味というものです。良いサービスを受けるには高いお金を出すのは当然ですが、安いものにも味わう価値のあるものがたくさんあります。旅先では金銭感覚が狂うとも言われますが、高い安いの概念が逆転することもあるということを覚えておきましょう。

もちろん、高い料金を払うべきものもたくさんありますけどね。

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