青春18きっぷ利用可能期間は、12月10日~1月10日

東北新幹線と磐越西線乗り継ぎはトクだ値と週末パスどっちがお得?

あんな

えきねっとトクだ値と週末パスってあるけど、どっちがお得なのかな

たかく

けっこうややこしいよね

東北新幹線に安く乗る方法として、「えきねっとトクだ値」というものと「週末パス」というものを利用する方法があります。

東京と会津の間を旅行するときに、この2つのどちらを選べばお得なのでしょうか。

トクだ値とは

トクだ値はJR東日本の新幹線などのきっぷをインターネット限定で割引価格で購入することができる商品です。

発売期日や区間に制限があります。基本的には片道乗車券と指定席特急券が1セットになっています。

「お先にトクだ値」は14日以上前に購入する必要がありますが、25%~35%引きになります。

通常のトクだ値は前日までに購入する必要があり、5~15%引きです。乗車当日の購入はできません。

参考 えきねっとトクだ値:えきねっと限定のおトクな割引きっぷえきねっと(JR東日本) 初めてでも簡単にわかる!えきねっとトクだ値の要点 初めてでも簡単にわかる!えきねっとトクだ値の要点

週末パスとは

週末パス-利用可能エリア

週末パスは関東甲信越から南東北にかけてのJR東日本線や一部の他社線に使えるフリーきっぷです。指定された土日などの2日間に渡って、普通列車が乗り放題で、特急券を買い足せば新幹線に乗ることもできます。

有効開始前日までに購入しておく必要があります。値段は2日間有効で8,730円です。

東北新幹線は東京からくりこま高原までがエリアに入っています。福島県内は全域がフリーエリアとなっています。

参考 週末パスおトクなきっぷ:JR東日本

トクだ値と週末パスの併用はできない

まず前提として、トクだ値と週末パスを併用することはできない、ということをよく理解する必要があります。

週末パスは乗車券部分の効力しか持っていませんので、新幹線に乗るときはその都度、特急券を買う必要があります。この特急券も安く買いたいところですが、特急券単体を割引価格で買うことはできません。

トクだ値は乗車券と特急券がセットになって発売されていて切り離すことができません。

つまり、週末パスを使う場合はえきねっとトクだ値は使えず、えきねっとトクだ値を使う場合は週末パスを使うことはできないということです。

トクだ値しか選択できない状況

週末パスはその名の通り、週末しか使うことができません。ですので、乗車する日が月曜日から金曜日の間で、祝日でもない場合はトクだ値を使うしかありません。

そのほか、週末パスは年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期は土日であっても使えません。

また、週末パスはその土日に有効のものを有効開始日前日、つまり金曜日までに買っておく必要があります。土曜日に利用するのであれば前日、日曜日に利用するのであれば前々日まで、ということになります。

メモ
特急券は乗車直前まで買うこともできるので、出かける日程だけ決めて週末パス本体だけを買っておく、ということも可能です。

週末パスしか選択できない状況

トクだ値は自由席を利用することができません。乗りたい列車のトクだ値発売分が満席になってしまったらトクだ値を利用することはできませんから、週末パスを利用するしかない状況もありえます。

どちらも選べる場合はどうするか

どちらかしか選ぶことができないのであれば悩む余地はありませんが、面倒なのはどちらも利用可能という場合です。どちらのほうがお得なのかは結構ややこしい問題です。

利用区間やトクだ値の種類によって有利不利がややこしいので、グラフを描きました。

磐越西線 トクだ値と週末パスのねだん比較 (東京から)

週末パスは単純往復利用したときにかかる運賃・料金を2で割って片道あたりに換算しています。

メモ
郡山~会津若松間と郡山~喜多方間はWダブルきっぷ利用として運賃を計算しています。

磐梯町駅ではWきっぷが入手できないので、会津若松よりも高くなります。東京方面から磐梯町まで出かける場合は会津若松と同じ運賃で利用できます。
参考 Wきっぷおトクなきっぷ:JR東日本

このグラフを見ると、トクだ値30、トクだ値35を使えば常に一番安くなることはわかりますが、その他は途中で交差しています。

ただ、自由席を考慮に入れないと比較的単純で、

定価 > 週末パス > トクだ値10・15 > トクだ値30・35

となります。

会津から東京に出かける場合は

会津から東京に出かける場合は「首都圏週末フリー乗車券」というものが利用できます。

これは、決められた駅から都内へ往復乗車する場合に、運賃が割引価格になり、さらに都内周辺のJR線が2日間乗り放題になるというものです。

週末パスと同様に、土日しか使うことができません。また、利用前日までの発売であったり、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期に使えないといった条件もあります。

会津から東京へ往復する場合は、週末パスを使うよりも首都圏週末フリー乗車券を使ったほうがお得です。

磐越西線 トクだ値と週末パスのねだん比較 (東京から)

さきほどの図に首都圏週末フリー乗車券のグラフも書き入れてあります。

会津若松、喜多方から東京へ往復する場合は、トクだ値10・15よりも安くなります。

トクだ値30・35が取れなかった場合は首都圏週末フリー乗車券の利用が良いでしょう。

参考 首都圏週末フリー乗車券おトクなきっぷ:JR東日本

このきっぷは都内では入手できませんので、注意してください。

同じような値段なら週末パスのほうがよい

東京~会津若松間 運賃・料金
東京~会津若松間
(通常期)
ねだん 発売期間
指定席(定価) 9,130円 制約なし
自由席(定価) 8,610円 制約なし
指定席(トクだ値10) 8,310円 乗車前日まで
指定席(トクだ値15) 7,900円 乗車前日まで
指定席(週末パス利用) 8,565円 制約なし
自由席(週末パス利用) 8,045円 制約なし
指定席(トクだ値30) 6,670円 乗車13日前まで
指定席(トクだ値35) 6,260円 乗車13日前まで

たとえば、東京~会津若松間の場合で、トクだ値30、35が売り切れている状況の場合、一番安いのは週末パスで自由席利用です。

指定席を利用したい場合はトクだ値15が一番安いということになりますが、週末パスで指定席利用でも大した金額の差はありません。トクだ値15は7,900円、週末パス利用指定席は8,565円で、差は665円しかありません。

何が何でも一番安い手段がいいと言うならトクだ値15を利用すれば良いと思いますが、リスクに見合った価値があるのか、よく考える必要があります。

というのも、トクだ値は乗り遅れた場合に特急券部分が無効になってしまいますが、週末パス利用の場合は、乗り遅れても後続の自由席に乗ることができるからです。

トクだ値の場合は乗り遅れただけで3,680円も余計に払う必要が生じてしまうわけです。それに対する保険料と考えれば665円高かったとしてもさほど問題ではないと思います。

さらに言うと、週末パスはエリア内乗り放題のきっぷですので、東京都区内~会津若松駅以外の区間にはみ出して乗っても追加運賃がかかりません。

つまり、同じような値段なら週末パスのほうが自由度が高いので、週末パスを使うのをおすすめします。

まとめ

えきねっとトクだ値と週末パスはどちらも東北新幹線に安く乗れる手段で、似たような値段になりますが、利用できる条件が異なります。

東京~会津間では週末パスよりもトクだ値のほうがお得です。

ただし、週末パスで指定席に乗る場合と、トクだ値のねだんが大差ないのであれば、週末パスのほうが自由度が高いのでおすすめです。

会津若松駅と喜多方駅から都内へ出かける場合で、お先にトクだ値が取れなかった場合は、普通のトクだ値よりも、首都圏週末フリー乗車券の利用がお得です。

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