あんな
たかく
旅行先でトラブルに巻き込まれたらどうしようかとか、計画がうまく行かなかったらどうしようかとか、そもそも計画の立て方が良くないのではないかなど。考えれば考えるほど、不安材料が出てくるのではないでしょうか。
海外旅行についてはこの記事に書いてあることを参考にしないでください。
旅行中の失敗はほぼ、帰宅してしまえば解決する
私は日本中を旅してきました。そして大小様々な失敗をしました。その全てを詳しく語ることはできませんが、これだけは言えます。
旅行に出かけた事自体が失敗だと思うような旅行は1度もありませんでした。
旅行中に大怪我をしたとか、全財産を失ってしまった、なんてことがないとは言い切れませんが、そんなことを心配に考える必要はありません。
通常遭遇するような失敗は、旅行から帰ってきてしまえばさっぱり水に流せるのです。
例えば必要なものをもっていかなかったという失敗は、現地で買ってしまえば解決します。荷物が重すぎたなんてのは帰宅すれば直ちに何の問題でもなくなります。
乗り物の乗り方がわからないというのも、それが原因で引き返してくる人は見たことがありません。現地に行けば知らない人でもわかるようになっています。本当にわからなかったら周りの人に聞いてみましょう。不慣れな旅行者にはみんな親切にしてくれます。
ちなみに、騙してやろうと考えている悪い人は、向こうから話しかけてくるはずなので、こちらから話しかけた人はまず安全と考えて構いません。といっても、国内で日本人旅行者相手に悪いことを考えている人なんていないと思いますが。
確かに旅行中に何か問題に遭遇したらいやですよね。でもほとんどの場合、旅行中の間だけちょっと我慢すれば済む問題なのです。
心配の原因は知識不足。知識不足は経験が解消してくれる
そもそも、旅行に行くのが不安であるというのは、旅先のことをよく知らないからそう思うのです。
でもよく考えてみて下さい。よく知らない土地だから旅行に行く価値があるのです。不安があって当然です。そういう場所は実際に現地に行ってみると、かなり良い経験になります。そのために出かけるのです。
「いい経験になります」とか言うと「辛いことも受け入れろ」という意味に捉えられるかもしれませんね。ここで言いたいのはそういうことではありません。むしろ「いい経験」=「楽しい旅行」という図式を覚えてください。
例えば、道に迷ったなんていう経験は、私の中ではかなり楽しい思い出として捉えています。日常生活で道に迷うなんていうことはめったにないし、その途中で見た景色は道に迷わなければ一生出会えなかったかもしれません。何より、試行錯誤したという過程は楽しいものです。
不安だと思うから行きたくない、なんて考えるのではなく、不安だからこそ出かけてみようと考えて下さい。実際に出かけてみると、不安が安心に変わる瞬間が一番心地良いものです。きっと充実した旅になるでしょう。
たとえ失敗したとしても、良い勉強の機会になります。書物で学ぶのと、実際に身をもって体験するのとでは感覚が全然違います。
例えば、冬の北海道で防寒対策に失敗して寒い思いをしたことがありますが、冬の北海道がどれほど寒い場所なのか身をもって体験するいい機会になりました。ついでに言うと、北海道旅行に行くときの防寒グッズは現地の空港や駅で仕入れると適切なものを入手できます。
旅行で失敗してしまったら、それだけ賢くなっているはずです。次からまたひとつ賢い旅行ができるようになっているでしょう。
あんな