あんな
やったことない人にとっては謎の行為だよね
たかく
旅行と言うとグループ旅行を思い浮かべる人が多いと思います。
グループ旅行は誰しもが経験したことがあると思います。どんなに旅行嫌いでも、修学旅行くらいは参加したことがあるのではないでしょうか。
ところが、一人旅のことはわからない人が多いです。一人旅は誰かに連れて行ってもらう訳にはいきませんからね。
グループ旅行と一人旅は根本的に違うものだということを説明したいと思います。
グループ旅行の目的は親睦
旅行と言っても様々な目的で出かけるでしょうから、一概に論じることは出来ませんが、ひとつ、これだけは言うことが出来ます。
グループ旅行の最大の目的は親睦を深めることにある。
どんなに楽しそうな内容の旅行であっても、嫌いな人と行かなければいけない旅行であったら、絶対にいやですよね。つまり、旅行中の様々な活動の最終的な目的は、親睦につなげるために行うわけです。
観光地のあそこに行きたいとか、名物のあれを食べたい、とかっていう欲の向こう側には、仲間とその体験を共有したいという気持ちがあると思うのです。
だから、「どこに行くか」も重要ではありますけど、「誰と行くか」のほうがもっと重要であり、ましてや一人で行くなんていうことは考えに及ばないのです。
一人旅の主題は自分を大事に思う心
グループ旅行の目的が他人と仲良くなることであるなら、一人旅の目的は、「自分と仲良くなること」です。
人は一人では生きていけません。でも、日常生活ではいろいろな人間関係が生じ、時にはそれに疲れることもあるのではないでしょうか。それは、他人を大事に思うあまり、自分を大事に思う心を忘れてしまっているからです。
だから時には、人生の脇道にそれて、自分と真剣に向き合ってみたいと思うのです。
グループ旅行では、日常の人間関係がそのまま持ち込まれ、時には日常よりもよっぽど濃い数日間を過ごさなければなりません。そうした活動中にこそ、つい自分の心に正直になれなくなってしまうものです。
ひとたび一人旅に出てしまえば、何もかも自分で決めなければいけません。普段覆い隠していた、自分を大切にする心が全開になることでしょう。
また、旅先で出会う人との交流は、普段のしがらみとは全く関係のない、フラットな人間関係をもたらします。それによって、自分の普段の行動を客観的に分析できるようになるかもしれません。
グループ旅行と一人旅を混同しないでほしい
グループ旅行の枠組みで一人旅を考えてしまうと、まったくもって意味がわからない事になります。
なので、この2つは混同してはいけません。
グループ旅行がしたいのに、仲間がいないから、やむを得ず一人旅をする、というのもよろしくありませんね。逆に、一人旅をする人は、一緒に行く仲間がいないからっていうわけでもないのです。
また、どちらかに優劣があるという性質のものではありません。グループ旅行が嫌な人は一人旅をすればいいと思うし、一人旅が嫌な人はグループ旅行をすればいいと思います。
一つ言えることは、グループ旅行ではやっぱり、誰と行ったかが一番思い出に残りますし、一人旅はどこに行ったかが一番思い出に残ります。
名鉄河和線 河和駅
ゆるいグループ旅行が理想
ここからは私の理想論を話しますので、興味のある人だけ読んで下さい。
私の思う理想の旅行は、一人旅の心得のある人とする、ゆるいグループ旅行です。グループ旅行にも一人旅にもデメリットがあって、これをうまく補完できるのです。
一人旅をしていると、どうしても話し相手が欲しくなるタイミングがあります。特に日が暮れてからはやることがほとんどありませんから、仲間がいると楽しいのにな、と思ってしまいます。
一方のグループ旅行では何と言っても行動の束縛が大きいのが難点です。自分の行きたいと思うところを我慢しなければいけないことも多々あります。
このデメリットを補完し合うため、一緒に行動したいときだけ一緒に行動し、別々に行動したいときは別々に行動する形が望ましいと思います。
例えば行動中に急に別のところに行きたくなったら、その時点で別れてしまって、その日の夜、宿で合流する、といった行動が、気軽にできると非常に気持ちが良いのです。
そういった行動を互いに認め合える仲間同士で出かけるのがもっとも理想的な旅行の形だと、私は考えています。
まとめ
- グループ旅行はグループの親睦を深めるために行く
- 一人旅は自分と仲良くなるために行く
- グループ旅行は誰と行ったかが一番思い出に残り、一人旅はどこに行ったかが一番思い出に残る
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