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新幹線のきっぷは逆向きに乗車できるか

新幹線のきっぷは逆向きに乗車できるか

あんな

新幹線のきっぷって、書いてある矢印と逆向きに乗ることってできるの?

たかく

できないよ。したいなら窓口に行って変更してもらわないといけないよ

新幹線のきっぷを買ったあとで、きっぷの向きが違うことに気がついた場合はどうすればよいのでしょうか。

そのまま逆向きに使用することはできませんが、駅で変更できる場合があります。

JRのきっぷは使える向きが決まっています

きっぷの向き

JRのきっぷには乗る方向が書いてあります。使用するときはこの向きに従わないといけません。

例えば、大宮から長野のきっぷは大宮側からしか乗ることができません。長野から大宮に行くときには使えません。

ただし、例外はあります。回数券と定期券については向きが決まっていないので、好きな方向で乗ることができます。金券ショップで買った新幹線のきっぷは回数券のバラ売りのことがほとんどですので、この場合は向きを気にせず乗ることができます。

すでに手元にあるきっぷを見てください。片矢印ならその方向にしか使えません。両矢印ならどちらの方向で乗ることもできます。

今回は、もうすでに買ってしまった片道乗車券や特急券を使うときに、向きを変更できるのかということについて解説します。

間違って買ってしまった場合

向きを間違って買ってしまった場合は、その場で申告すれば正しいきっぷに取り替えてもらえることがあります。

間違いに気がついた時点で駅係員に申し出るようにしましょう。

使用開始前なら1回変更できる

使用開始前のきっぷは1回に限って無手数料で変更することができます。その駅で発売している同じ種類のきっぷであれば、なんにでも変更できます。例えば、持っているきっぷが片道乗車券であれば、好きな区間、日程の片道乗車券に変更することができます。自由席特急券の場合も同様です。

全く同じ区間で向きを変える変更は、この変更回数を使って変更することができます。この場合、差額がないので、お金のやり取りをする必要はありません。もし、元のきっぷよりも高い区間に変更する場合は差額を支払います。元のきっぷよりも安い区間に変更する場合は、差額が返金されます。

すでに1回変更してあるきっぷを変更する場合は、1度払いもどしてから改めて新しいきっぷを買う形になります。この場合、乗車券、自由席特急券の払いもどし手数料は1枚あたり220円です。

きっぷの変更や払いもどしは、みどりの窓口で受け付けています。

参考 きっぷあれこれ > きっぷの変更JR東日本

変更の手続きをしないで乗り始めてしまうと大損することも

使用開始前であれば自由に変更できますが、一旦駅に入場してしまうとかなり不自由になります。

乗車券の着駅側から使い始めることはできないので、基本的に入場時に弾かれます。ところが、うっかり通ってしまう場合があります。

途中駅から旅行開始した場合

たとえば、大阪市内から東京都区内のきっぷを逆向きに使おうとして横浜駅で入場したとします。この場合、大阪~横浜間を乗車する権利を放棄したものとみなされ、横浜~東京間を乗る権利しか残りません。かなりの大損になるので気をつけてください。

JR東日本 旅客営業規則

(乗車券類の使用条件)
第147条 乗車券類は、その券面表示事項に従って1回に限り使用することができる。(後略)

第148条 乗車券類は、次の各号に掲げる場合は、前条の規定にかかわらず、使用することができる。
(1)(2)(略)
(3)乗車券類の券面に表示された発着区間内の途中駅から乗車する場合

(不乗区間に対する取扱い)
第150条 旅客は、第148条の規定により乗車券類の券面に表示された発着区間内の途中駅から旅行を開始し(中略)た場合の不乗区間については、乗車の請求をすることができない

旅客営業規則|JR東日本

片道乗車券2枚よりも往復乗車券を買ったほうが良い

ところで、ある区間を往復しようとした場合、片道乗車券2枚を買うのは間違いです。

往復乗車は「ゆき」と「かえり」で向きが違うので、同じ片道乗車券2枚では使えません。

往復乗車する場合は往復乗車券というものがあるので、それを買いましょう。もちろん、それぞれ逆向きの片道乗車券2枚でも乗ることはできますが、往復乗車券を買ったほうが色々メリットがあります。

往復乗車券は片道乗車券2枚とは違います 往復乗車券は片道乗車券2枚とは違います

往復乗車券の使用順序に制限はない

往復乗車券を買うと、「ゆき」という券と「かえり」という券がついてきます。

そのように表記してあるので、ゆき券を先に使用して、かえり券をあとから使わないといけないように見えます。しかし、この使用順序については特に決まりはありません。

例えば、東京から大阪までの往復券を買うと、ゆき券が「東京都区内→大阪市内」、かえり券が「大阪市内→東京都区内」となります。このきっぷを使って、大阪から乗り始めて東京へ行き、東京から大阪まで帰るというような乗り方をすることが可能です。

かえり券を先に使用することに対する不利益はありませんので安心してください。

強いて言うなら、かえり券にしか値段が書いてありませんので、かえり券を先に使ってしまうと、いくら払ったかわからなくなってしまうということがあります。

メモ
ちなみに、連続乗車券についても、券片の使用順序に制限はありません。
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まとめ

JRのきっぷは原則として決められた向きにしか使うことができません。例外は回数券と定期券です。

きっぷを買い間違えた場合はすぐに申し出て変更してもらいましょう。

都合が変わって他のきっぷに変更するときは1回まで無手数料で変更できます。

変更を怠って無理やり乗ろうとすると大損することもあるので、ちゃんと使用開始前に変更の手続きをしてください。

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