あんな
期間が結構限られているのね。
18きっぷ期間外に使えそうなきっぷって他にあるのかしら
たかく
青春18きっぷは安くて使いやすいので多くの人に愛されています。ところが、青春18きっぷは期間限定のため、期間外にどうやって旅行すればいいのか悩んでいる方も多いかもしれません。
青春18きっぷの代わりに使えそうなきっぷを、まとめて紹介します。
もくじ
- 1 はじめに
- 2 【全国】秋の乗り放題パス
- 3 【東日本・北海道】北海道&東日本パス
- 4 【東京近郊】休日おでかけパス
- 5 【南東北】小さな旅ホリデー・パス
- 6 【岩手県】いわてホリデーパス
- 7 【青森県】あおもりホリデーパス
- 8 【秋田県】あきたホリデーパス
- 9 【茨城県】ときわ路パス
- 10 【群馬県】ぐんまワンデーパス
- 11 【新潟県】えちごツーデーパス
- 12 【長野県】信州ワンデーパス
- 13 【東海】青空フリーパス
- 14 【静岡県】休日乗り放題きっぷ
- 15 【北陸】北陸おでかけパス
- 16 【四国】四国再発見早トクきっぷ
- 17 【九州】旅名人の九州満喫きっぷ
- 18 【北海道】一日散歩きっぷ
- 19 【北海道】道北一日散歩きっぷ
はじめに
青春18きっぷは有名な割に、特殊な部分が多いです。これから紹介するきっぷは青春18きっぷほど特殊なルールとなっていないので、その点だけ先に説明します。
普通のきっぷは複数人で使えない
青春18きっぷは5回分がまとめて売られています。その5回分を一人で使うもよし、複数人でシェアするのもよし、というルールになっています。
ところが、普通のきっぷは一人1枚がルールです。また、使い始めたきっぷを途中で他人に譲り渡すのはご法度です。
普通のきっぷは買う時に使用開始日を指定する
青春18きっぷはシーズンごとに有効期間が決まっていて、買う時に使う日を指定する必要がありません。その期間内であれば自由に使用日を選べる仕組みになっています。
ところが、普通のきっぷは使い始める日を指定して売っています。ほとんどの場合、有効日数が当日限りとか、数日内に限定されているので、旅行の日程を決めてから買わないといけません。
地域限定のきっぷは現地でしか買えない
青春18きっぷは全国共通のきっぷですから、JRの駅であれば全国どこでも買うことができます。
ところが、これから紹介するきっぷは利用エリアが限られた、地域限定きっぷです。こういったきっぷは基本的に現地でしか売っていません。
そのため、他の地方から現地に入る際は、どこできっぷを買うかということを考えなければいけません。フリーエリアの入り口の駅ではなくて、まずきっぷを買う駅までの乗車券が必要です。
また、当日販売を行っていないきっぷもあります。このように、他の地方に住んでいる人には使いづらいものもあります。
【全国】秋の乗り放題パス
例年10月に設定されます。
利用エリア | 全国 |
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JR以外で 利用できる路線 |
なし(通過特例は青春18きっぷと同じ) |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
無効(青春18きっぷと同じ) |
発売期間 | 2022年9月10日~2022年10月21日 |
利用期間 | 2022年10月1日(土)~2022年10月23日(日) |
利用日数 | 連続3日間 |
値段 | 7,850円(1日あたり2,617円) |
青春18きっぷの代替として真っ先に上がるのが秋の乗り放題パスです。青春18きっぷの秋版と言ってもいいでしょう。
ただし、18きっぷと違って、
- 複数人でシェアすることができない
- 連続3日間で使用しないといけない
- 購入時に利用日程を決めておかないといけない
などの制約があります。また、設定期間が3週間ちょっとと、かなり短いのも特徴です(ちなみに、2019年度までは2週間しかありませんでした)。
さらに、値段が18きっぷよりもちょっと割高です。(1日あたり207円)
連続3日で使用するとなると、スポーツの日を含んだ3連休が便利です。逆に言うと、この日程しか選択肢がない人が多いとなると、各地で混雑が予想されます。
土日で2日間だけ使用するにしても、1日あたり3,925円と、安いことに変わりはありません。
ちなみに、このきっぷに対応した「北海道新幹線オプション券」も発売されます。これは青春18きっぷと同様の措置です。
参考 「鉄道開業150年記念 秋の乗り放題パス」及び「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」の発売についてJR西日本【東日本・北海道】北海道&東日本パス
利用エリア | 東日本・北海道 |
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JR以外で 利用できる路線 |
IGRいわて銀河鉄道 青い森鉄道 北越急行 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
無効 (1. ただし、北海道新幹線の新青森~新函館北斗間を 特定特急券で立席乗車する場合に限って有効) (2. JR北海道線内については、 専用のオプション券を買い足すと特急・新幹線が1日乗り放題) |
発売期間 | 春季:2023年2月20日~2023年4月16日 夏季:2023年6月20日~2023年9月24日 冬季:2023年12月1日~2024年1月4日 利用開始当日まで発売 |
利用期間 | 春季:2023年3月1日~2023年4月22日 夏季:2023年7月1日~2023年9月30日 冬季:2023年12月10日~2024年1月10日 |
利用日数 | 連続7日間 |
値段 | 11,330円(1日あたり1,619円) |
北海道&東日本パスは青春18きっぷの東日本、北海道版とも言えます。
このきっぷは青春18きっぷとほとんど同じ日程で発売されるのですが、春と夏に関しては青春18きっぷよりも設定期間が長めなっています。とくに、夏は18きっぷが9月10日で終わってしまうところを、9月いっぱいまで使えるので、大学生の夏休み期間にフィットしています。
ただし、18きっぷと違って
- 複数人でシェアすることができない
- 連続7日間で使用しないといけない
- 購入時に利用日程を決めておかないといけない
などの制約があります。連続7日間使用という点が厳しいかもしれません。
とは言え、青春18きっぷよりもかなり安いですし、青春18きっぷでは使えない会社線も使うことができますので、何日分か捨ててしまっても充分お得です。
【東京近郊】休日おでかけパス
利用エリア | 首都圏近郊 |
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JR以外で 利用できる路線 |
りんかい線 東京モノレール |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
有効(ただし東海道新幹線は無効) |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 土休日および 4月29日~5月5日、 7月20日~8月31日、 12月29日~1月3日の毎日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,720円 |
東京近郊の旅行に便利なきっぷです。
青春18きっぷよりも310円高いですが、土休日であれば1年中使えるので便利です。
また、りんかい線と東京モノレールに使えるのもポイントです。
ただ、エリアがそんなに広くないのが気になります。熱海、高崎、宇都宮、水戸あたりはエリア外になります。
特急券を買えば新幹線にも乗れますが、きっぷのエリアは一番遠くでも本庄早稲田か小山までです。新幹線に乗って行くような距離でもないと思います。
片道で元を取るのは結構難しいかもしれません。日帰りで往復利用するのが良いでしょう。
東京から熱海、高崎、宇都宮、水戸などに日帰りで行く場合は、エリアからはみ出した部分を普通のきっぷで乗ると、普通に買うよりは安くできます。
参考 休日おでかけパスおトクなきっぷ:JR東日本Suica版は50円安い
休日おでかけパスとほぼ同じ内容で、「のんびりホリデーSuicaパス」というものがあります。
これは、手持ちのSuicaカードに記録する形で発売されるものです。ただし、すでに定期券として発売されているカードには記録することができません。また、PASMOや、モバイルSuicaでも利用できません。
50円安い代わりに、新幹線と久留里線はエリア外です。
参考 おトクなきっぷがSuicaでもご利用いただけます|Suica:JR東日本Suica:JR東日本【南東北】小さな旅ホリデー・パス
利用エリア | 仙台近郊、宮城県、福島県北部など |
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JR以外で 利用できる路線 |
なし |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
新幹線は無効 在来線と山形新幹線は有効 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 土・休日および 4月29日~5月5日、 7月20日~8月31日、 12月23日~1月7日の毎日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,720円 |
仙台近郊を含む、南東北方面の旅行に便利なきっぷです。
青春18きっぷよりも310円高いですが、土休日であれば1年中使えるので便利です。
特急券を買えば福島~新庄間の山形新幹線に乗ることもできます。
エリアの端から端まで乗れば片道でも余裕で元が取れます。郡山から仙台の往復でも充分元が取れます。
奥羽本線(福島~山形~新庄)、米坂線(米沢~今泉)、左沢線(全線)
常磐線(山下~岩沼)、仙山線(全線)、仙石線(全線)、仙石東北ライン(全線)、石巻線(全線)、気仙沼線(全線・BRT含む)、陸羽東線(全線)
【岩手県】いわてホリデーパス
利用エリア | 岩手県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
IGRいわて銀河鉄道(盛岡~好摩間) 東日本交通バス(旧JR岩泉線の代替バス) |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
新幹線は無効 在来線と秋田新幹線は有効 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 土・休日および 4月29日~5月5日、 7月20日~8月31日、 12月23日~1月7日の毎日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,500円 |
岩手県内の旅行に便利なきっぷです。岩手県内のみの移動なら特に困るところはないでしょう。
青春18きっぷとほぼ同じ値段で、土休日ならば1年中使えます。IGRいわて銀河鉄道の一部区間にも乗れるので便利です。
片道で元を取るのは結構難しいかもしれません。日帰りで往復利用するのが良いでしょう。盛岡から一ノ関まで往復利用すれば充分元がとれます。
花輪線は大館まで全線使えるので元が取りやすいです。盛岡から大館まで片道2,590円ですから、片道でもぎりぎり元がとれます。
IGRいわて銀河鉄道線(盛岡~好摩)、東日本交通バス(全線)
【青森県】あおもりホリデーパス
利用エリア | 青森県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
青い森鉄道 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
新幹線は無効 在来線は有効 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 土・休日および 4月29日~5月5日、 7月20日~7月31日、 8月8日~8月31日、 12月23日~1月7日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,520円 |
青森県内の旅行に便利なきっぷです。利用エリアはほぼ青森県内のエリアと一致していますが、秋田県との県境付近は使えない場所があります。
青春18きっぷよりも110円高いですが、土休日であれば1年中使えるので便利です。
また、青い森鉄道が全線使えるというのもポイントです。
特急券を買えば在来線特急にも乗れますが、エリア内で乗れる特急は弘前~青森間のつがる号くらいです。この区間は普通列車でも特急でも30分くらいで着いてしまうので、あえて乗る必要はないと思います。
奥羽本線(弘前~青森)、五能線(川部~五所川原)、津軽線(全線)
青い森鉄道線(全線)
リゾートしらかみ号(五所川原~青森間、指定席券が必要)
青い森鉄道全線が乗り放題となる、「青い森ワンデーパス」というものもあります。
青い森ワンデーパスは2,100円で、あおもりワンデーパスよりも420円安いです。利用期間はあおもりワンデーパスと同様です。
ちなみに、青森~八戸間の片道普通運賃は2,320円、青森~目時間は3,170円です。片道利用だけで元が取れます。
参考 青い森ワンデーパス青い森鉄道株式会社【秋田県】あきたホリデーパス
例年1月~2月に設定されています。
2020年以降は年末に期間が拡大されています。
利用エリア | 秋田県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
秋田内陸縦貫鉄道 由利高原鉄道 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
有効 |
発売期間 | 2022年10月27日~2023年2月26日 |
利用期間 | 2022年11月3日~2023年12月23日の 土休日および 2022年12月24日~2023年1月9日の毎日、 2023年1月10日~2023年2月26日の 土休日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,440円 |
秋田県内の旅行に便利なきっぷです。秋田県内はほぼ網羅していますが、五能線の大半と北上線は使えません。
青春18きっぷとほぼ同額です。
特急券を買えば特急にも乗れます。エリア内ではこまち号、いなほ号、つがる号が使えます。
例年1~2月に発売されているきっぷですが、2020年度から期間が変更され、年末年始にも利用可能になっています。
田沢湖線(田沢湖~大曲)、男鹿線(全線)、五能線(東能代~能代)
花輪線(湯瀬温泉~大館)
由利高原鉄道鳥海山ろく線(全線)、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線(全線)
いなほ号(象潟~秋田間)、つがる号(秋田~東能代間)(いずれも特急券が必要)
リゾートしらかみ号(秋田~能代間、指定席券が必要)
【茨城県】ときわ路パス
年度によってスケジュールが違うことが多いので注意が必要です。
利用エリア | 茨城県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
関東鉄道 鹿島臨海鉄道 真岡鐵道 ひたちなか海浜鉄道 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
有効 |
発売期間 | 夏季:2022年6月16日〜2022年8月28日 秋季:2022年9月1日〜2022年12月25日 冬季:2023年1月11日〜2023年3月26日 |
利用期間 | 夏季:2022年7月16日〜2022年8月28日の 土休日 秋季:2022年10月1日〜2022年12月25日の 土休日 冬季:2023年2月11日〜2023年3月26日の 土休日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,180円 |
茨城県内の旅行に便利なきっぷです。
茨城県内の鉄道はつくばエクスプレスとJR東北本線以外全部乗れます。(東北本線は古河駅のみ茨城県内を通りますが、使えません)
発売日は毎年変わる可能性がありますのできちんと確認が必要です。
小山方面からフリーエリアに入る場合は、きっぷの購入場所に注意が必要です。小山駅でこのきっぷを購入することはできません。フリーエリア入口の小田林駅でも発売していません。一番近いのは結城駅ですが、ここで途中下車して切符を買っていると1時間くらい余計にかかります。
鹿島神宮方面からフリーエリアに入るときも同様に、フリーエリアの入口の潮来駅では発売していないので、鹿島神宮駅まで行く必要があります。また、守谷駅(を含む関東鉄道の駅)でも発売していませんので、つくばエクスプレスでエリアに入るのも面倒です。
常磐線の取手駅からフリーエリアに入るのがおすすめです。
特急券を買えば常磐線の特急ひたち号、ときわ号に乗ることができます。
関東鉄道常総線(全線)、関東鉄道竜ヶ崎線(全線)、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線(全線)、ひたちなか海浜鉄道湊線(全線)
【群馬県】ぐんまワンデーパス
利用エリア | 群馬県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
上信電鉄 上毛電気鉄道 東武鉄道 わたらせ渓谷鐵道 JRバス関東 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
有効 わたらせ渓谷鐵道のトロッコには無効 |
発売期間 | 2022年9月1日~2023年3月31日 |
利用期間 | 2022年9月1日~2023年3月31日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,670円 |
群馬県内の旅行に便利なきっぷです。
群馬県内の鉄道は全部乗れます。(ただし、東武日光線は板倉東洋大前駅のみ群馬県内を通りますが、使えません)
一部栃木県内、埼玉県内もエリアに入っています。
期間限定ですが近年は毎年発売されています。発売日は毎年変わる可能性がありますのできちんと確認が必要です。
他のきっぷと違って、設定期間中は平日も含めて毎日使えるというのが特徴です。
特急券を買えば高崎線・吾妻線の特急あかぎ号、草津号に乗ることができます。
新幹線の乗車券部分としても使えます。エリアに含まれているのは北陸新幹線の高崎~安中榛名間と上越新幹線の高崎~上毛高原間です。
エリア内のJRの駅でしか発売していません。エリア内であっても東武線の駅等では購入できませんので注意してください。
東京方面から行く場合は高崎線で現地に向かい、深谷で途中下車してこのきっぷを買うと良いです。休日おでかけパスを組み合わせるとエリアがつながるので便利です。
北陸新幹線(高崎~安中榛名)、上越新幹線(高崎~上毛高原)
上信電鉄(全線)、上毛電気鉄道(全線)、わたらせ渓谷鐵道(桐生~沢入)
東武伊勢崎線(川俣~伊勢崎)、東武佐野線(館林~佐野)、東武小泉線(全線)、東武桐生線(全線)
JRバス関東(長野原草津口駅~草津温泉間)
あかぎ号(深谷~前橋)、草津号(高崎~長野原草津口)
りょうもう号(館林~赤城・伊勢崎・佐野)
【新潟県】えちごツーデーパス
利用エリア | 新潟県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
北越急行 えちごトキめき鉄道 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
有効 (ただし北陸新幹線は無効) |
発売期間 | 2024年3月30日まで |
利用期間 | 2024年3月31日までの 金・土・日・祝日、 GW、夏休み及び年末年始 (詳しくは公式サイト参照) |
利用日数 | 連続2日間 |
値段 | 2,740円(1日あたり1,370円) |
新潟県内の旅行に便利なきっぷです。新潟県内のみの移動なら特に困るところはないでしょう。
青春18きっぷの約半額ですから、使い方によっては青春18きっぷよりもお得になります。新潟県内は結構広いので簡単に元を取れると思います。
特急券を買えば新幹線や特急列車に乗ることもできます。
このページで紹介しているきっぷの中でもっとも破格だと思います。
便宜上発売期間が限定されていますが、毎年3月はじめ頃に1年先までの発売が告知されるのが通例となっています。
上越新幹線(越後湯沢~新潟)、上越線(越後中里~越後湯沢~宮内)、只見線(大白川~小出)、飯山線(津南~越後川口)
磐越西線(野沢~新津)、白新線(全線)、羽越本線(新津~新発田~村上~府屋)、米坂線(小国~坂町)
北越急行ほくほく線(全線)、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン(全線)、日本海ひすいライン(全線)
きらきらうえつ号(新潟~府屋・指定席券が必要)、おはよう信越号(全区間・指定席券が必要)、らくらくトレイン信越号(全区間・乗車整理券が必要)
【長野県】信州ワンデーパス
利用エリア | 長野県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
しなの鉄道(長野~豊野間) |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
有効 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 毎日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,680円 |
長野県内の旅行に便利なきっぷです。長野県内のJR東日本の路線は全部使えます。
長野県内はJR東日本、JR東海、JR西日本の3社に分かれていますから、実際に使えるのは長野県内のうち北半分ほどです。在来線の旅行に限って言うと、かなり中途半端なエリア内容になっています。利用距離を伸ばすには大糸線や飯山線などのローカル線に乗るしかありません。
しなの鉄道で使えるのは飯山線が乗り入れている区間のみです。しなの鉄道の大部分が使えないのがやはり痛いところです。
それでも、小淵沢~長野間を往復利用で元が取れます。
他のきっぷと違って、平日も含めて365日使えるというのが特徴です。
新幹線の乗車券部分としても使えます。エリアに含まれているのは北陸新幹線の軽井沢~飯山間です。
しなの鉄道北しなの線(長野~豊野間)
リゾートビューふるさと号(全区間・指定席券が必要)、HIGH RAIL号(全区間・指定席券が必要)
【東海】青空フリーパス
利用エリア | 名古屋近郊、愛知県、静岡県西部、長野県南部、岐阜県南部、三重県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
伊勢鉄道 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
新幹線、寝台列車は無効 在来線は有効 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 土休日および年末年始(12月30日~1月3日) |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,620円 |
名古屋を中心に、東海地方の広い範囲で使えるきっぷです。
青春18きっぷよりも210円高いですが、土休日であれば1年中使えるので便利です。また、青春18きっぷでは別払いとなる伊勢鉄道の運賃も含まれているので便利です。
エリアが広いので、片道でも充分元がとれます。
中央本線(名古屋~木曽福島~木曽平沢)、太多線(全線)、高山本線(岐阜~下呂)
関西本線(名古屋~亀山)、紀勢本線(亀山~紀伊長島)、名松線(全線)、参宮線(全線)
伊勢鉄道線(全線)
みえ号(全区間・別途運賃不要。指定席に乗る場合は別途指定席券が必要)
【静岡県】休日乗り放題きっぷ
利用エリア | 静岡県など |
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JR以外で 利用できる路線 |
なし |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
新幹線、寝台列車は無効 在来線は有効 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 土休日および年末年始(12月30日~1月3日) |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,720円 |
静岡県内の旅行に便利なきっぷです。
青春18きっぷよりも310円高いですが、土休日であれば1年中使えるので便利です。
静岡県内と言ってもかなり東西に長いので、端から端まで乗れば、片道でも充分元がとれます。熱海~豊橋間の片道普通運賃は3,410円です。
特急券を買えば特急に乗ることができます。身延線の ふじかわ号に使えます。御殿場線のふじさん号(旧あさぎり号)にも使えますが、松田~御殿場の短区間だけ乗るメリットは全くありません。新幹線には使えません。
フリーエリアのうち、国府津駅と甲府駅では発売していないので注意してください。熱海駅では在来線改札内のJR東海の窓口で発売しています。熱海駅改札外にあるJR東日本の窓口では発売していません。
ホームライナー静岡、ホームライナー浜松(いずれも乗車整理券が必要)
東京から名古屋に行く時に途中に組み込んで使うこともできます。詳しくは下の記事を読んで下さい。
18きっぷシーズン外に東京~名古屋間を格安で旅行する方法【北陸】北陸おでかけパス
北陸おでかけパスは2023年3月26日利用分をもって終了となります。
利用エリア | 福井県、石川県、富山県など |
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JR以外で 利用できる路線 |
IRいしかわ鉄道 あいの風とやま鉄道 えちごトキめき鉄道(市振~直江津間) のと鉄道(七尾~和倉温泉間) |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
新幹線は無効 在来線は有効 |
発売期間 | 通年 利用開始日の1ヶ月前から3日前までの発売 利用開始日の2日前から当日の発売はありません |
利用期間 | 土休日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,580円 |
北陸3県の旅行に便利なきっぷです。
青春18きっぷと違い、旧北陸本線に当たる第三セクター鉄道が利用できるので便利です。のと鉄道の利用可能区間は青春18きっぷと同じです。
ただし、利用の3日以上前に現地できっぷを買わないといけないので、他の地方からの旅行には使いづらいです。
インターネットのe5489で購入すると、当日受け取りができます。
七尾線(全線)、氷見線(全線)、城端線(全線)、高山本線(猪谷~富山)、大糸線(中土~糸魚川)
IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(全線)、のと鉄道(全線)
首都圏方面から行く場合
北陸周遊乗車券は2023年3月31日発売分をもって終了となります。
「えきねっとトクだ値」や「新幹線eチケット」を使ってエリア内に到着する場合は、現地で「北陸周遊乗車券」というものが買えます。北陸周遊乗車券は北陸おでかけパスと同じ内容、値段で2日間有効のきっぷです。
参考 「北陸周遊乗車券」発売のお知らせ(PDF)えきねっと(JR東日本)【四国】四国再発見早トクきっぷ
利用エリア | 四国4県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
土佐くろしお鉄道(窪川~若井間) JR四国バスの路線バス(大栃線、久万高原線) |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
無効(青春18きっぷと同じ) |
発売期間 | 通年 利用日の1ヶ月前から前日まで発売 利用当日の発売はありません |
利用期間 | 土休日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,100円 |
四国の旅行に便利なきっぷです。
青春18きっぷよりも310円安い上に、土休日であれば1年中使えるので便利です。
紙のきっぷは、利用日の前日までに購入しないといけないので、他の地方からの旅行には使いづらいです。
スマートフォンをお持ちの方であれば、デジタル版の利用が便利です。
参考 四国再発見早トクきっぷ四国旅行 JR四国ツアー(駅コミ)【九州】旅名人の九州満喫きっぷ
利用エリア | 九州7県 |
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JR以外で 利用できる路線 |
九州内の全鉄道 西日本鉄道 北九州高速鉄道(北九州モノレール) 平成筑豊鉄道 福岡市地下鉄 甘木鉄道 松浦鉄道 島原鉄道 南阿蘇鉄道 くま川鉄道 肥薩おれんじ鉄道 筑豊電気鉄道 長崎電気軌道 熊本電気鉄道 熊本市電 鹿児島市電 |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
無効(青春18きっぷと同じ) |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 毎日 |
利用日数 | 発売日から3ヶ月以内の好きな3日間 (連続していなくても良い) |
値段 | 11,000円(1日あたり3,667円) |
九州内を旅行するならこのきっぷで決まりです。
365日いつでも使えて、九州内のすべての鉄道に乗れますので大変便利です。ただし、新幹線や特急に使えないのは青春18きっぷと同様です。
青春18きっぷと同様に、3回分をばらして使うことができます(きっぷを物理的に切り離すことはできません)。使用日は使用開始時に決められますし、同一行程ならば2人や3人で同時に使うこともできます。
JR以外の鉄道に乗るのならば、青春18きっぷ期間中でもこのきっぷのほうがお得です。
参考 旅名人の九州満喫きっぷJR九州同じ人が3日間連続で使用する必要があります。
「ぐるっと九州きっぷ」の発売額は14,300円です。(ネットではなく、窓口で買う場合は500円高くなります)
参考 ぐるっと九州きっぷ(2022年4月1日~)|JR九州ぐるっと九州きっぷ(2022年4月1日~)|JR九州
【北海道】一日散歩きっぷ
利用エリア | 札幌近郊、道央 |
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JR以外で 利用できる路線 |
なし |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
無効(青春18きっぷと同じ) |
発売期間 | 利用当日限りの発売。前売りしません。 |
利用期間 | 2022年4月29日~2023年3月26日の土休日 【冬休み】2022年12月26日~2023年1月13日の毎日 2023年4月29日~2023年11月12日の土休日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,540円 |
札幌を中心とした北海道中央部の旅行に便利なきっぷです。
土休日であれば大半の季節で使えるので便利です。
利用エリアは狭めに感じるかもしれませんが、実際に乗ってみると結構広いです。欲張らなければ青春18きっぷと同じ感覚で使えます。
参考 一日散歩きっぷJR北海道のおトクなきっぷ【北海道】道北一日散歩きっぷ
利用エリア | 旭川近郊、道央 |
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JR以外で 利用できる路線 |
なし |
特急・新幹線の 乗車券部分として の使用 |
無効(青春18きっぷと同じ) |
発売期間 | 利用当日限りの発売。前売りしません。 |
利用期間 | 2022年4月29日~2023年3月26日の土休日 【冬休み】2022年12月26日~2023年1月13日の毎日 2023年4月29日~2023年11月12日の土休日 |
利用日数 | 1日間 |
値段 | 2,540円 |
旭川を中心とした北海道中央部の旅行に便利なきっぷです。
土休日であれば大半の季節で使えるので便利です。
利用エリアは狭めに感じるかもしれませんが、実際に乗ってみると結構広いです。欲張らなければ青春18きっぷと同じ感覚で使えます。
参考 道北一日散歩きっぷJR北海道のおトクなきっぷ