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9月28日 ぱらのま 2巻 発売!

中央線東京週末フリー乗車券は逆向きに使えるか

あんな

「中央線東京週末フリー乗車券」っていうすごいお得なきっぷを見つけたんだけど、東京から使うことってできるのかな?

たかく

ああ…。残念だけど、かなり難しいよ

中央線東京週末フリー乗車券を使うと、山梨県、長野県方面から東京へ安く旅行することができます。

逆に、東京に住んでいる人はこのきっぷを利用することができるのでしょうか。

中央線東京週末フリー乗車券とは

中央線東京週末フリー乗車券は、山梨県や長野県方面から東京への旅行に便利なきっぷです。

発駅から東京までの往復きっぷと、東京周辺での2日間乗り放題のきっぷがセットになっています。定価の乗車券で往復するよりも3割前後も安くなっています。

特急料金は含みませんが、別に特急券を買えば特急列車に乗ることもできます。

週末という名前がついている通り、土曜日に出発して日曜日までの2日間有効のきっぷになります。月曜日が祝日の場合は、日月の2日間で使うこともできます。ただし、お盆と年末年始には使えません。

また、有効開始前日までの発売となります。つまり、使う週の金曜日までに購入する必要があります。

発駅 中央線東京週末
フリー乗車券
往復運賃
(無割引)
割引率
信濃大町~豊科 5,600円 9,500円 41.1%
松本~塩尻 5,200円 8,000円 35.0%
辰野~上諏訪 4,800円 7,340円 34.6%
茅野~富士見 4,500円 6,700円 32.8%
小淵沢・長坂 4,200円 6,040円 30.5%
韮崎 3,600円 5,180円 30.5%
竜王~山梨市 3,300円 4,540円 27.3%
塩山 3,000円 3,880円 22.7%
参考 中央線東京週末フリー乗車券おトクなきっぷ:JR東日本

逆向きに使うことはできるか

東京近郊に住んでいる方にとって気になるのは、このきっぷは逆向きに使うことができるのか、ということでしょう。

もしそれができるのだとしたら、中央線方面への旅行がかなりお得にできるので嬉しいです。

結論から言うと、逆向きに使うことは可能です。

普通の往復乗車券はかえり券を先に使うことについて何ら制限があるわけではありません。この中央線東京週末フリー乗車券についての説明文にも、そういった制限がある記載はありませんので、同様にかえり券を先に使うことは可能です。

使うことはできるが買うことができない

ただし、使えるということで喜んではいけません。

問題は、このきっぷは発駅側でしか発売していないということです。

「竜王~山梨市⇔東京フリーエリア」のきっぷは竜王~山梨市間の駅でしか売っていません。

これでは、東京に住んでいる人にとっては使えないのと一緒です。

どうしても使うなら2つ方法があります。

方法1:知人に代理購入してもらう

自分が買いに行けないのであれば、代わりに買ってもらうという方法があります。

現地に住んでいる知人などがいれば、代わりに購入してもらい、郵送してもらうという手があります。

東京に住んでいる人が松本に住んでいる友人に会いに行く場合や、松本の実家に一時帰省する場合などはこの手が使えます。

方法2:あらかじめ買っておく

何度か往復する機会があるのであれば、あらかじめ買っておくという手が使えます。

このきっぷは他のきっぷと同様に、利用日の1ヶ月前から発売しています。なので、1ヶ月以内に2往復以上する場合は、現地で次回の分を買っておくということができます。

とはいえ、最初の1往復分は他のきっぷを使って行くしかありません。

代替手段

東京から中央線方面に出かける場合で、中央線東京週末フリー乗車券が使えない場合はどうするのが良いのでしょうか。

使える手段としては、休日おでかけパスで乗り越す方法と、えきねっとトクだ値を使う方法があります。

休日おでかけパス

休日おでかけパスは土休日に首都圏近郊のJR線が1日乗り放題になるきっぷです。

フリーエリアは大月までですが、大月から先の乗車券を別に買って組み合わせて使うことができます。

首都圏から中央線方面に出かける場合はこの手段を使うと、定価よりも数百円安くなります。

特急列車に乗るつもりがないのであれば、この方法がおすすめです。

ただし、日帰りでしか使えないというのがネックです。

えきねっとトクだ値

えきねっとトクだ値はインターネット専用の割引きっぷです。前日までの購入が必要ですが、あずさ号、かいじ号に35%引きで乗ることができます。

特急料金も考慮すると、実は、中央線東京週末フリー乗車券を使うよりも、トクだ値で往復したほうが安くなります。

トクだ値は変更や払い戻しに制限がありますが、これを使えるのであれば、中央線東京週末フリー乗車券が使えなくても全く問題ありません。

トクだ値と中央線東京週末フリー乗車券のねだん比較 (新宿から)

注意
トクだ値は松本以遠の設定がありませんので、大糸線方面まで行く場合は、松本から先は別途支払いが必要になります。大糸線内で特急料金をわざわざ払うのはもったいないので、大糸線内は普通列車を利用するのが合理的です。
参考 えきねっとトクだ値えきねっと(JR東日本) 初めてでも簡単にわかる!えきねっとトクだ値の要点 初めてでも簡単にわかる!えきねっとトクだ値の要点

青春18きっぷ

長期休暇の季節であれば青春18きっぷを使うこともできます。

1日あたり2,370円で普通列車が乗り放題になるので、これより安い手段はないくらい安いです。

ただし、5回分をまとめて買わないといけなかったり、特急列車に乗れないといったデメリットがあります。

まとめ

中央線東京週末フリー乗車券は逆向きに使うこともできますが、東京側で入手することができません。

代わりに買ってもらうか、あらかじめ買いに行っておく必要があります。

これが買えない場合は、普通列車利用であれば休日おでかけパスで乗越し、特急列車利用であればえきねっとトクだ値を使うと良いです。

見晴台駅付近 汽車旅質問箱

この記事は質問箱に頂いた質問を元に作成しました。