あんな
自分で時刻表を調べられなきゃいけないって話だけど
自動で調べる方法ないのかな
たかく
青春18きっぷに特化した経路を出してくれるよ
青春18きっぷは使える経路、列車の判別が難しいことがあります。特に初心者の方にとって見れば右も左もわからないという場面も少なくないと思います。
そんなとき、自動で経路検索してくれるサービスがあれば心強いですよね。ところが、世の中にある経路検索サービスのほとんどは青春18きっぷで利用可能かどうかを判定してくれません。
そんな中で、ジョルダンというサービスを使えば、完璧に青春18きっぷ用の行程を出してくれます。
もくじ
完璧に青春18きっぷ用の行程
ジョルダンの青春18きっぷモードでは、青春18きっぷで乗れる列車しか出てきません。なので、青春18きっぷを使って旅行しようと考えている方にぴったりです。
長距離移動したいときは、大体の時間を調べたいときでも、時刻表を何ページもめくって調べなければなりませんが、このサービスを使えば一瞬で到着時刻が表示されます。
例えば東京を始発列車で出発すると、翌日の17時半に鹿児島に到着する、なんていうことも1発でわかってしまいます。
また、所要時間と乗車時間が別々に算出されるのも便利です。場合によっては途中でかなり待たされることもあるので、数字で教えてくれるとわかりやすいです。
参考 青春18きっぷ検索ジョルダン 乗換案内・時刻表・運行情報サービス
携帯用アプリは有料
これだけ便利なら外出先で使いたいと思います。ところが、携帯用アプリで青春18きっぷモードを使うには料金がかかります。
私はいままでも紙の時刻表を持ち歩いていて、特に不便を感じたことがないのでプレミアムモードの必要性は感じません。
ですが、プレミアム会員登録すればいろいろ便利な機能が使えるらしいので、初心者の方はとりあえず使ってみるのもいいかもしれません。
画面が小さくて見づらいことを承知するのであれば、PC用のサイトをスマホから利用するという手もあります。そうすれば無料で使えます。
ワープには対応していない
ジョルダンの青春18きっぷモードは青春18きっぷに特化した案内なので、18きっぷが使えない列車は結果に出てきません。
ところが、ちょっと別料金を払うだけで大幅に所要時間が短縮できる場面がたまにあります。そういった親切情報はさすがに出てこないようです。
例えば、関西本線の快速みえ号に乗れば名古屋から伊勢方面へ早く行くことができますが、途中で別運賃の必要な伊勢鉄道を通るので、青春18きっぷモードでは出てきません。別運賃と言っても520円ですから、払って乗ったほうが便利です。
それってJR線？青春18きっぷで乗れる路線、乗れない路線
北海道新幹線オプション券利用は考慮されているけど
さきほど別運賃が必要な列車は出てこないと言いましたが、青函トンネルを通る区間は考慮されているようです。
青函トンネルは青春18きっぷで乗れる列車が走っていませんから、単体で本州と北海道を行き来することはできません。その不便を救済するために「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」というものがあります。
これは青春18きっぷに、１回2,490円のオプション料金を追加することによって、必要最低限の乗り物を乗り継いで本州と北海道を行き来できるようになるきっぷです。
北海道新幹線オプション券で乗れるのは、北海道新幹線の奥津軽いまべつ～木古内間と道南いさりび鉄道線です。
ジョルダンの青春18きっぷモードでは、本州と北海道をまたぐ経路を検索した時に、このオプション券を利用する経路を表示してくれます。ただし、検索結果にオプション券の購入が必要であることが表示されないので、注意が必要です。
検索結果だけ見ると、追加料金不要で新幹線にも乗れてしまうかのように勘違いしてしまいがちですが、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を2,490円で購入する必要があります。
あんな
たかく
津軽線は1日5往復しか走ってないからね
最終的には紙の時刻表を見たほうがいい
以上のように、かなり便利なサービスですが、最終的には紙の時刻表を見て確認した方がいいと思います。
路線の運転間隔を調べないと、行程の組み換えがどの程度自由なのかがわからないというのが最大の理由です。1時間に1本の区間と、1日に何本もない区間では行程の時間を守る覚悟が変わってきます。
だいたいどれくらいの時間がかかるのかを調べたり、最短で何時に到着できるのか、ということを経路検索で把握してから、細かい行程は紙の時刻表を開いて調べるのがいいと思います。
何で紙の時刻表を買う必要があるの？
18きっぷ旅行に役立つ鉄道路線図、地図まとめ
北海道＆東日本パスはちょっとおしい
青春18きっぷと似たきっぷで「北海道＆東日本パス」（北東パス）というものがあります。
北東パスで乗るルートを検索するときは、以下の3点に注意が必要です。
- JR東日本とJR北海道のエリアからはみ出していないか
- IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、北越急行の路線を使えばもっと早く着くかもしれない
- 北海道新幹線オプション券が使えない代わりに、新幹線利用可能区間が多い
北東パスで青森方面を通るときは通常の検索を使ったほうがいいかもしれません。
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