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【傾向と対策】東京~大阪間の東海道本線を18きっぷで旅行するときの難所

【傾向と対策】東京~大阪間の東海道本線を18きっぷで旅行するときの難所

青春18きっぷを使って旅行するときに、東海道本線を利用する人はかなり多いです。

もはや東海道本線のためにあるきっぷなのではないかと思ってしまうくらいです。18きっぷシーズンになると、東海道本線の混雑は馬鹿にできません。なかでも、特に列車本数の少ない区間はかなり過酷な状況となります。

こういった難所を紹介し、対策を紹介します。

長い旅になるのですから、しっかりと対策をねっておかなければなりません。さもないと疲労困憊、もう二度と出かけたくない、なんていう状態で帰ってくることになりかねません。

第2位 熱海~三島間(丹那トンネル)

  • 列車間隔 20分おき
  • 所要時間 12分

初っ端から難所が待っています。東京を出てから最初の乗り換えになることが多いですが、まずここで18きっぷの過酷さの洗礼を受けることでしょう。

昔の東海道で言うところの箱根越えに当たります。

列車の間隔は20分に1本ですから、地方では普通のレベルですが、首都圏に隣接している幹線でこの本数は結構少ないと感じる人が多いかもしれません。

何と言っても、東京方面の15両編成から静岡方面の3両編成に乗り換えとなるところが過酷といえます。熱海で離脱する人も結構な数いるということを考慮に入れても、混雑が数倍になることは簡単に想像できるでしょう。

熱海駅-乗換え

熱海駅の乗り換え風景

あんな

両数が一気に5分の1になるのは凄まじいね
熱海駅には何がある?熱海駅途中下車ガイド 熱海駅には何がある?熱海駅途中下車ガイド

対策

幸いなことは、この区間の所要時間がせいぜい12分間だということです。この区間さえ耐えて、脱してしまえば三島始発のガラガラの列車に逃げ込むことも可能です。

また、時間帯によっては5両編成の列車もありますので、その場合の混雑はそこまでひどくありません。

朝と夕方に限って言えば、東京方面からの列車がそのまま沼津まで乗り入れるものがあります。これはグリーン車付きの10両編成なのでかなり快適です。それをうまく捕まえてしまえば全く難所ではなくなります。

上りの場合は静岡やその手前の島田から延々走ってくる列車が熱海まで行くことが多いので、まだ空いている区間で座席を取ってしまうという戦略が使えます。

それでも熱海まで行く列車は最初から混んでいることも多いので大変です。なので、この区間で座るのは最初から諦めて、三島止まりなどの空いている列車に乗ってくるという戦略も有効だと思います。なにしろ、耐えなければいけないのは12分間ですから。

ちなみに静岡県内の列車は、ほとんど全てロングシートです。

たかく

慣れてくると、こんなの難所のうちに入りません
【18きっぷ】東海道線で座るための時刻表の読みこなし方 【18きっぷ】東海道線で座るための時刻表の読みこなし方

第1位 大垣~米原間(関ヶ原越え)

  • 列車間隔 30分おき
  • 所要時間 35分

やっぱり天下分け目の関ヶ原は大変です。

30分おきの列車間隔は、都市部に住んでいる人間の感覚とすると「ありえない」というカテゴリーに入ってしまうのではないでしょうか。

この区間の列車は基本的に転換クロスシートの4両編成です。転換クロスシートなので、座ってさえしまえばそれなりに快適です。その反面、座れかった人は地獄です。座席が多い分だけ立ち客のスペースが少ないわけですから、ロングシートの車両よりも圧倒的に窮屈です。

たかく

本当にギュウギュウ詰めになったときには、体が変な形のまま身動きが取れなくなることがありました。

まさに天国と地獄が共存しているのです。

313系-車内

転換クロスシートの車内

そういうわけで、始発駅での椅子取りゲームは過酷です。まず、ゲームに参加する意志のないものに座席が与えられることは絶対にありません。初めてその光景を見たらその必死さに唖然とすること間違いなしです。かと言って参加したからと言って必ず座れるというわけでもありませんし、お行儀が悪いのでおすすめはしません。

あんな

椅子取りゲームはやめましょう

対策

実は座席を確保する方法は簡単です。1本遅らせれば良いのです。それも、30分間乗車口で並んでいる必要もありません。敵が到着するより前に並んでいればよいのです。

この区間の所要時間は35分ですが、この区間で座るために1本待とうとすると30分余計にかかるのです。これを割が良いと思う人はかなり少ないので、競争率が圧倒的に減ります。

例えば名古屋方面から大垣駅に到着する列車は15分おきに来ますが、そこから米原まで行く列車は30分おきにしか出ていないわけです。ならば、米原行の列車を見送ってから、次の15分後の列車が到着するまで新たな敵は現れません。その段階で並んでいる人はほぼいないので、その間は並んでいる必要がないわけです。大垣の駅前にはショッピング施設がそれなりにあるので、そういったところで時間を潰すことが可能です。

たかく

15分前の列車で到着しても座れることが多いです

大阪方面からの場合はもっと楽です。大阪方面からの新快速はそもそも30分ごとにしかないので、敵はちょうど接続する列車からしか現れません。なので、自分が乗ってきた次の新快速が到着する寸前に並び始めれば良いのです。

ネックは、米原駅周辺に時間を潰せるような施設が皆無だということです。米原といえば新幹線も止まりますし、私鉄の近江鉄道の始発駅でもあるので、それなりの規模の街だと思っている人もいるかもしれません。ところが、実際に降りてみると何も無さに唖然とします。

ホームのベンチに座って駅弁でも食べるのが一番いい時間の使い方かもしれません。構内に駅弁屋はありますし、駅前にスーパーもあります。

米原駅-西口

米原駅西口

でもやっぱり、35分間座るために30分待つのは効率が悪いと思います。長い旅路の中の35分くらい、座れなくても我慢することが多いです。本当にギュウギュウ詰めになる列車もありますが、特別混む時期でなければ、普通に座れないくらいの混雑のことが多いです。

あんな

35分間くらい座れなくても大丈夫

下りの場合は抜け道もあります。名古屋よりだいぶ手前の豊橋から、大垣を越えて米原まで直通で走る列車がたまにあるのです。ちょうどいい列車を見つけて、座ってしまえば楽ちんです。さすがに豊橋で争奪戦になる状況には遭遇したことがないです。ただし、大垣駅で一部の車両が切り離される事があるので、切り離されない車両に乗るように注意が必要です。

2016年3月までは大阪方面から大垣まで直通する列車もありましたが、今では全て廃止されています。なので米原での乗り換えを避ける方法はありません。

長時間移動するときは一目散に目的地を目指してはいけない

まとめ

東海道線の旅の敵は混雑です。そのため、敵の動きを事前に察知して一歩先に出る行動をすることが大事です。

そのためにはまずダイヤの把握が重要です。時刻表をよく眺めて敵の流れを想像しましょう。

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